介護リフォームのポイント 2019.1.29
介護を目的としたリフォームを施工する上で外せないのがトイレです。
自分でトイレまで歩き、用を足せるというのは大きな自信にも繋がりますし、介護をする側にとってもトイレの具合により大幅に生じる負担が変化するので特に重点的かつ計画的にリフォームを施す事が重要です。
トイレは個室になるという特性がある様子から必然的に出入り口が狭くなりがちで、健康的な方にとっては大きく扉が開くよりもできるだけ個室空間になっている方が落ち着けますが、要介護状態になっていると出入り口が狭いという状態は多大なる負担に繋がります。

そのため、トイレをリフォームする時には出入り口を現状よりも広く設けて頂くようにし、尚且つドアは前後に押したり引いたりするタイプではなく横方向にスライドして開閉する事が可能な引き戸に付け替えましょう。
また、トイレは通常の床面に比較すると一段高くなっている住宅が多いですが、健康体の方にとっては些細な高さであっても要介護者にはとても高く感じられますし、自分の足で歩く事ができなくなり車椅子で移動する必要に迫られた時には段差を乗り越える事ができなくなります。そのため、入り口にある段差は取り去って、フラットな環境を構築するのが大切です。
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介護で注意すること
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介護をするときに大切なのは、技術的なことより精神的なことです。 言い換えると、相手のことより自分のことを考える必要があります。 冷たく聞こえるかもしれませんが、自分が健全な状態でいないと十分な介護を行えません。
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介護リフォームのポイント
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介護を目的としたリフォームを施工する上で外せないのがトイレです。トイレは個室になるという特性から必然的に出入り口が狭くなりがちですが、出入り口を現状よりも広く設けて横方向にスライドする扉がおすすめです。
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【介護の豆知識】仕事と介護を両立する
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介護だけをすると言うのは非常にストレスであり、結果として介護放棄などにつながる恐れもあります。しかし仕事を続けていれば、その間だけでも介護からは離れられますし、生きがいや他の人との交流なども味わうことができます。ですから仕事と介護は両立させるものと言う考えでいることが望ましいです。
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【介護の豆知識】予防運動・体操で介護を予防する
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誰かが介護が必要になった場合には、家族の負担が増えるのは間違いありませんので、出来るだけ介護が必要な状態にならないよう体を鍛えていくようにしましょう。介護予防教室に通う事によって、転倒予防につながるため、身に危険が降りかかることが減ってくるようになります。
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介護用食事関連用品の選び方とおすすめ
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高齢者ともなると食べる機能が低下するため、それに合わせて食事を用意するようにしましょう。例えば飲み込む力が弱まっている人に対しては、とろみを付けたメニューが良いでしょう。片栗粉によってとろみが付けられた食品なら、むせることもなく食べられます。噛む力が低下しているなら、柔らかめに調理された介護用食事がおすすめです。
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介護用歩行関連用品の選び方とおすすめ
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介護用歩行関連用品の選び方は重要です。歩行に支障はないが筋力が低下している場合、または、自立や歩行に際してほとんど支障がないという場合など、状況に合わせることも大切です。具体的な用品を見ていくと、まずは歩行器、それから歩行杖などがあります。
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介護用ベッド関連用品の選び方とおすすめ
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寝たきりになってしまうのを防ぐためには、少しでも自分で起き上がるよう心掛けたり、ベッドに腰かけるように目標をもって生活することが大切です。サイドレールや移動支援バーなど、介護用ベットの関連用品を上手に使いましょう。
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福祉車両の種類について
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福祉車両は大きく分類すると、自分自身でハンドルを握り走行させられるタイプとサポートを受けながら助手席や後部座席などに乗車するタイプの2種類に分けられます。そして細分化すると、椅子が地面の付近まで降りてくるタイプと椅子が地面の付近まで降りてくるタイプに分けられます。介護施設などが導入する福祉車両となればさらに専門性が高くなり、車内に浴槽が備え付けられていて出張して入浴介助が行えるタイプもあります。