介護保険とは、40歳から支払うことが義務づけられている国による保険です。平成12年から施行されました。
介護にまつわる各種のサービスを受けた場合に、そのサービスの料金から医療費控除を受けることができます。
控除額は1割または2割で、サービスの領収書に記載されます。
介護サービスはサービスを受ける人の家に訪問するものと、施設などに通うものと、施設で一定期間だけ介護生活を送るものがあります。
通うタイプの場合はその際に必要な交通費も控除対象となり、食費も対象となります。(食費はサービスによっては控除されないものもあります)
なお、控除には対象外のサービスがあったり、控除対象のサービスと組み合わせなければ控除されないものもあります。
控除されないサービスには生活における洗濯、料理等の日常的な事に関するもの、有料老人ホーム、認知症の共同生活介護などがあります。
介護に使用する物品のレンタル料金も控除対象ではありません。
組み合わせて控除対象となるものには介護予防訪問や入浴補助、定期訪問による様子の見回り等があります。
控除を受けた場合はその額を確定申告時に申告しなければならないため、領収書はしっかりと保管しておく必要があります。